タンポポ(蒲公英)は、キク科タンポポ属 (Taraxacum) の多年生植物の総称である。黄色い花を咲かせ、綿の種を作る。生命力の強い植物で、アスファルトの裂目から生えることもある。また、セイヨウタンポポは古くからヨーロッパでは食用に供されており、多少の苦味があるがサラダなどにする。また、根を乾燥させたものはコーヒーの代用品として知られている。さらに、茎に含まれる乳液からゴムを採集する所もある。全草を乾燥したものは蒲公英(ほこうえい)という生薬で解熱、発汗、健胃、利尿などの作用がある。 古典園芸植物のひとつで、江戸時代幕末には園芸化され、数十の品種があった。
大きく分けると古来から日本に生育していた在来種と、近世に海外から持ち込まれた外来種がある。在来種は外来種に比べ、開花時期が春の短い期間に限られ、種の数も少ない。夏場でも見られるタンポポは概ね外来種のセイヨウタンポポである。見分け方としては花期に総苞片が反り返っているのが外来種で、反り返ってないのが在来種(写真)。在来種は総苞の大きさや形で区別できる。しかし交雑の結果、単純に外見から判断できない個体が存在することが確認されています。 |