薬草には様々な効能があります。頭痛、発熱、下痢、高血圧、冷え性、通風、吹き出物、アトピーなど、多くの症状を改善させることができます。ただし間違った知識のまま服用していても何の効果も出ません。お悩みの症状に合った薬草を、正しく服用することが大切です。
 

キキョウ

 
どこを
どうして
どうする
何に効く
生を煎じて
飲む

喉の痛み・咳・たん・ニキビ吹き出もの・冷え性・気管支炎

 
キキョウ(桔梗)はキキョウ科の多年性草本植物。山野の日当たりの良い所に育つ。日本全土、朝鮮半島、中国、東シベリアに分布する。日本では秋の七草のひとつとして親しまれている。万葉集のなかで秋の七草と歌われているアサガオは本種であると言われている。
根は太く、黄白色。高さは 40〜100cm 程度。葉は互生で長卵形、ふちには鋸歯がある。下面はやや白みがかっている。 つぼみの状態では花びら同士が風船のようにぴたりとつながっている。そのため "Balloon flower" という英名を持つ。 つぼみが徐々に緑から青紫かわり裂けて 6〜 9月にかけて星型の花を咲かせる。雌雄異花で、花冠は広鐘形で五裂、径 4〜 5cm。おしべ・めしべ・花びらはそれぞれ 5本である。
なお、園芸品種には白やピンクの花をつけるものや、鉢植え向きの草丈が低いもの、二重咲きになる品種やつぼみの状態のままほとんど開かないものなどがある。
キキョウの根はサポニンを多く含むことから生薬(桔梗根という)として利用されている。生薬としては、根が太く、内部が充実し、えぐ味の強いものが良品とされている。去痰、鎮咳、鎮痛、鎮静、解熱作用があるとされ、消炎排膿薬、鎮咳去痰薬などに使われます。