薬草には様々な効能があります。頭痛、発熱、下痢、高血圧、冷え性、通風、吹き出物、アトピーなど、多くの症状を改善させることができます。ただし間違った知識のまま服用していても何の効果も出ません。お悩みの症状に合った薬草を、正しく服用することが大切です。
 

イカリソウ

 
どこを
どうして
どうする
何に効く
地上部
水洗い陰干し
煎じる
強精・強壮
 
イカリソウ(錨草)はメギ科の落葉多年草。花は赤紫色で春に咲き、4枚の花弁が錨のような特異な形をしているためこの名がある。葉は複葉で、1本の茎に1つ出るが、3枚の小葉が3回ずつ、計9枚つくことが多い。東北地方南部以南の森林に自生し、園芸用や薬用に栽培されることもある。
全草は淫羊霍(いんようかく)という生薬で精力剤として有名。本来の淫羊霍は中国原産の同属のホザキノイカリソウE. sagittatum (Sieb. et Zucc.) Maxim.(常緑で花は淡黄色)で、名はヒツジがこれを食べて精力絶倫になったという伝説による。ホザキノイカリソウの淫羊霍に対して、イカリソウの方を和淫羊霍とすることもあります。